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『 TABIのお話会 』
¥2,200
自費出版で、二冊の本を作りました。 * 現代版『アルケミスト』 ! と、本人自ら言うのはおこがましいことはなはだしいと自覚していますが、『アルケミスト』の本にある言葉を信じて旅した日本人の少年のお話である、というのは事実です。 ぼくの、いままでの旅を綴っています。大学時代からの人生の葛藤から、就職活動をせずに、『アルケミスト』の言葉を励みに、こころの声を聞き続け旅に出て、社会の「こうあらねばならぬ」から自由になっていく、人生の物語です。そして、その結果の現在に至るまで、とても幸せな人生を送って来れたと思っています。 ぼく自身が当時に、周囲の大人からこのようなお話を聞けたら、それは人生のもう一つの選択肢の可能性を知れて、人生に対する気持ちが楽だったろうにと思います。そんな思いから、自身の経験を、特に若い世代にシェアしたいとの思いで、以前より実際のお話し会をしていた内容をテキスト化したものです。 いまこうして旅を振り返ってみて、旅で得た一番のことは何かというと、なにか新しい体験や学びということよりも、いままでの日本での生い立ちで身につけてしまっていた「こうあらねばならぬ」という固定観念を、旅という新しい環境のなかで手放していくことができたことです。その固定観念から気持ちが軽くなる度に、いままで自らに堰き止めていたものがはずれ、いままでもずっとそこにあった内からの創造に満ちた生きる命の力に立ち戻ることができたのです。そんな人生の物語です。 本の内容としましては、東京で生まれ育った生い立ちから、小中高のサッカー少年時代、サッカーを諦めて悶々とした大学生活からの、いきいきとした自分と出会い直したはじめての海外一人旅のロンドン語学留学。そこで、バックパッカーなる旅を知り、大学を一年間休学してのユーラシア大陸横断。そして、就職活動で悩んでいる時に人生を決定づけた、Rainbow Gatheringとの衝撃の出会い。『アルケミスト』に励まされた、大学生活最後の一年。大学卒業後、すぐに日本を飛び出し、中米を一年かけて馬で旅した話。そして、目標を達成した旅先から、思いのかぎりを綴った日本の家族への手紙。 人生を綴るとなると、家族や親とのこともたくさんエピソードに出てくるのですが、今回の本の制作にあたり、父親との書簡という形で、お互いの気持ちを伝え合える貴重な機会ともなりました。巻末に、当時の旅先から綴った子から親への手紙。そして、父から子へのいまの父の言葉で綴られた手紙も掲載されています。本の制作中に、はじめての旅に向かうぼくに向けて兄が綴ってくれた当時の手紙も見つけ、兄の言葉も掲載されています。 冒頭に「若い世代の選択肢の一つとして伝えたく、この本を作った」と書きましたが、人生の選択は人生の歩みを続けている限り続いていくものだと思います。そんな大人になった子供の方々にも、ぜひ読んでいただきたいです。ぼく自身にとってもこの本は、この先に続いていく人生において、こころの声と共に生きていくことを忘れずにいくための指針となるものとなりました。 * 2023年11月 初版第一刷発行 限定千部 発行 TABI BOOKS / INDIGO design 文・写真・イラスト 佐々琢哉 編集・ブックデザイン 日野藍 印刷・製本 松栄印刷所 プリンティングディレクター 高松了吾(松栄印刷所) 表紙:箔押し 本文:208ページ(中綴じカラー16ページ) サイズ:B6変形中綴じ 130mm×180mm
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『 暮らしの影 』
¥3,300
自費出版で、二冊の本を作りました。 * 日々の暮らしに描いている絵の、画集です。 「暮らしの影」とのタイトルは、もともとは、2021年に自身初の絵の個展をエムエム・ブックスみので開催するにあたり、服部みれいさんはじめmmbooksのスタッフのみなさまへ、「このような思いで、個展を開きたい」とのプレゼン資料に作ったものでした。そこに至る経緯には、このような想いがありました。 四万十、冬の時間。その陰翳礼讃の光に、「暮らしの影」との言葉が自身に生まれてきました。寒く厳しくも美しい冬の日々の尊さを、その影にみていたのです。ぼくは、そのことばの響きを指針に、絵たちをひと連なりのものに編集してみました。するとどうでしょう、いままで言葉としては表現して伝えずらかった暮らしへの想いが、なにかそこに潔く表現されていたのです。そのことに、大きな喜びを感じました。それは、この形でなら、他者へ慎ましい気持ちとともにこの大切な想いを伝えられるのではないかと思ったからです。そして、絵の個展を開きたいとの思いに至りました。その思いを伝えるためのプレゼン資料としたのが、この本の草稿となるものでした。 本作では、当時の編集から新たな絵や言葉も加わり、時間軸も冬から初夏へと至る、日々の暮らしの物語です。この本のページをめくるその先が、日々のふとした静けさの「尊さ」へとつながる瞬間であれば、との願いです。 * 2023年11月 初版第一刷発行 限定千部 発行 TABI BOOKS / INDIGO design 絵・文・写真 佐々琢哉 ブックデザイン 日野藍 印刷・製本 松栄印刷所 プリンティングディレクター 高松了吾(松栄印刷所) 表紙:箔押し 本文:64ページ・オール・カラー サイズ:見開きB4 257mm×364mm
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『 ささたくや サラダの本 』
¥2,420
こちら、サラダに特化したお料理のレシピ本です。 ぜひ、ご家庭でサラダをよりいっそう盛り盛りと。 本の制作秘話に、『サラダが主食』という本のタイトルにしたいとの案もありました。サラダが主食とまではいかなくても、サラダ=生の野菜をたべる割合が増えるだけで、体の感覚が軽やかな方向へと変化していきます。この本のレシピは『サラダが主食』と位置付けてもよいと思えるぐらいの、もりもりと食べられる【どんぶりサラダ】ばかりです。 そして、何よりも本に書きたかったのが、三次元のキューブ使ってお料理を説く【第二章 料理をしない料理教室】の内容です。こちらは、実際のワークショップをテキスト化したものです。このお料理教室では、料理をせずに頭のなかだけのイメージでお料理を作っていくプロセスを行います。その意図としましては、まさに、そのお料理のプロセスにフォーカスを当てたいからです。お料理のプロセスとは、味見をして、判断して、素材を足して、調理してと、自分自身の感覚と判断を行き来しながら歩んで行った先に広がる景色です。自分の足で歩いて目にした景色は最高です。自分の足で歩いた道なのですから、またその景色に自分自身で戻って来ることができます。 しかし、いわゆる一般的な料理教室では、誰かが見つけた完璧な答えであるレシピを、そのまま自分の感覚と判断を用いずにコピーすることに、勿体なさを感じます。もちろんそうすることで体得できる、技術の確かさという利点はあります。しかし、お料理という行為に沸き起こるワクワクとした気持ちは、自分の感覚を解放したプロセスの中に存在していると感じるのです。そして、自分の感覚を用いて出来上がったクリエーションは、まさにオリジナルです。そして、自分の感覚で創作するというプロセスを繰り返せば、応用力がつきます。どんな場面だって、「自分の感覚を使って判断する」という行為は力強く、適用力のあるものだからです。 そういった意味で、この本は料理というフィルターを通した「感じて、考え、実践する本」になればと思いながら執筆しました。そんなことを言いながら、本書の中にも、すでに答えであるレシピがたくさん掲載されています・笑。しかし、この「料理をしない料理教室」の在り方から「感じて、考える」という意識をもって本書のレシピと対峙してみれば、そのレシピの文間に立ち上がる空間を認識し、そこにさらに自分なりの感覚を差し込み、既存のレシピの先のさらなる展開をも創出していけると思います。 そういった意味で、これは子供たちの想像力をそのままにのびのびと見守っていくための、大人たちの態度を示した本でもあります。 そして、お料理の素晴らしいところは、それが日々の営みであるということ。それは、日々、創造行為ができるということ。いつもみたいにレシピ本を見なかったばっかりに今晩のお料理に失敗してしまっても、まあ、いいじゃないですか。また明日つくればいいんだし。今日の失敗が、明日の確かな土台になっているよ。失敗は成功の味の素! そして、そして、お料理の素晴らしいところは、みんなでその喜びを分かち合えること。食卓に並んだお皿の上の味だけではなくて、そこにいたる創造のプロセスの喜びも共にシェアできるのではないかしら。 発売から8年経ちまして、いまいちどこの本に注いだ熱き思いを綴りました。 **** 【以下 版元:エムエム・ブックスHP より転載 】 高知・四万十在住、TABI食堂のささたくやさん初のレシピ本。サラダ、スープ、グリーンスムージー、ディップ。五感がよろこぶ酵素たっぷり&ハイエナジーな54のレシピたち。サラダ好きはもちろん、ベジタリアン、ローフード実践者まで大満足の1冊です ◎内容 いちじくとケールのサラダ、柿とかぶとルッコラのサラダ、にんじんのポタージュ、大根のパスタ、キヌアと海苔のサラダ、納豆と大根のさっぱり麺、白菜の手巻き寿司、ザワークラウト、塩麹豆腐クリームチーズ、など54のレシピとともに、大人気「料理をしない料理教室」の誌上ワークショップ、料理と旅にまつわるエッセイも掲載。高木正勝さんと服部みれいによる解説つき □著者プロフィール 【ささたくや】1979年、東京うまれ。世界60カ国以上の旅の生活から、料理、音楽、靴づくりなど、さまざまなことを学ぶ。2013年より、高知県四万十川のほとりのだんだん畑の上に建つ古民家に移住し、より土地に根ざした自給自足を志す暮らしをはじめる。移動式ローフードレストラン「TABI食堂」が全国各地で話題に。TABIは、中米を1年間旅した馬の名前から くわしくはtabi-kutu.namaste.jp/へ □スタッフ 写真:尾嶝太 デザイン:佐々木暁 スタイリング:鈴木えりこ 編集:アマミヤアンナ 企画:服部みれい 発行人:服部福太郎 □発行 エムエム・ブックス □発売日 2016年5月28日 □サイズ 210mm×256mm×70mm □ページ数 112p
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TABI その1: CDーR
¥1,500
『 眠っている ような 瞑想している ような 音 の 旅 』 by TAKUYA SASA ミニマムなカリンバとディジュリドゥの音。 没入、地上3cm、浮遊します。 即興演奏による、LIVE音源を編集。 【TABIその2】と比べ、LIVEならではの臨場感ある抑揚の効いた一枚。 ◯ 自主制作:CD-R ◯Total Time:51min ・カリンバ:32min ・ディジュリドゥ:17min ・ホーメイ:1min *CDジャケットは、消しゴムハンコ手押し制作のため、一枚一枚デザインが異なります。
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TABI その2:CD-R
¥1,800
『 眠っている ような 瞑想している ような 音 の 旅 』 by TAKUYA SASA ミニマムなカリンバとディジュリドゥの音。 没入、地上3cm、浮遊します。 四万十STUDIOにて、超集中一発録り即興演奏録音。 【TABIその1】と比べ、静かに没入の一枚。 ◯ 自主制作:CD-R ◯Total Time:79min ・カリンバ:46min ・ディジュリドゥ:31min ・ホーメイ:1min *CDジャケットは、消しゴムハンコ手押し制作のため、一枚一枚デザインが異なります。
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Pastel Journal #320:プリント版
¥1,000
◯ Pastel Journal #320 by SASA TAKUYA 20230225 『二月の海』 * 佐々琢哉の絵の原画のプリントです。 厚紙にプリントしました。 全部で8種類あります。 写真は、「額装するとこうなります」と、見本に。 サイズ:B5 182mm×257mm
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Pastel Journal #306:プリント版
¥1,000
◯ Pastel Journal #306 by SASA TAKUYA 202209015 『 台風迫る 朝の海』 * 絵の原画のプリントです。 厚紙にプリントしました。 全部で8種類あります。 写真は、「額装するとこうなります」と、見本に。 サイズ:B5 182mm×257mm
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Pastel Journal #203:プリント版
¥1,000
◯ Pastel Journal #203 by SASA TAKUYA 20210831 『朝靄の四万十川』 * 佐々琢哉の絵の原画のプリントです。 厚紙にプリントしました。 全部で8種類あります。 写真は、「額装するとこうなります」と、見本に。 サイズ:B5 182mm×257mm
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Pastel Journal #263:プリント版
¥1,000
◯ Pastel Journal #263 by SASA TAKUYA 202204023 『暮れの陽光』 * 佐々琢哉の絵の原画のプリントです。 厚紙にプリントしました。 全部で8種類あります。 写真は、「額装するとこうなります」と、見本に。 サイズ:B5 182mm×257mm
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Pastel Journal #273:プリント版
¥1,000
◯ Pastel Journal #273 by SASA TAKUYA 20220512 『滝に、往く』 * 佐々琢哉の絵の原画のプリントです。 厚紙にプリントしました。 全部で8種類あります。 写真は、「額装するとこうなります」と、見本に。 サイズ:B5 182mm×257mm
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Pastel Journal #327:プリント版
¥1,000
◯ Pastel Journal #327 by SASA TAKUYA 20230420 『靄と光』 * 佐々琢哉の絵の原画のプリントです。 厚紙にプリントしました。 全部で8種類あります。 写真は、「額装するとこうなります」と、見本に。 サイズ:B5 182mm×257mm
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Pastel Journal #281:プリント版
¥1,000
◯ Pastel Journal #281 by SASA TAKUYA 20220522 『畑の賑わい』 * 佐々琢哉の絵の原画のプリントです。 厚紙にプリントしました。 春の畑の春菊のお花です。 全部で8種類あります。 写真は、「額装するとこうなります」と、見本に。 サイズ:B5 182mm×257mm
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Pastel Journal #146:プリント版
¥1,000
◯ Pastel Journal #146 by SASA TAKUYA 20210422 『春の唄』 * 佐々琢哉の絵の原画のプリントです。 厚紙にプリントしました。 全部で8種類あります。 写真は、「額装するとこうなります」と、見本に。 サイズ:B5 182mm×257mm